皆さん、こんにちは。
茨城県鉾田市を拠点に電気工事を手掛けております平沼電設です。
近年では太陽光発電システムがだんだんと普及し、一般住宅はもちろんオフィス・店舗・工場などにも設置されるケースが増えています。そのため、「うちにも設置しようかな？」と検討する一方、「問題点もあると聞くしなあ……」と迷っている方もいるでしょう。そこで今回は、太陽光発電のメリット・デメリットを詳しくご紹介します。
■太陽光発電のメリット
太陽光発電のメリットの多くは「お金」に関することです。設置すると、さまざまな点でお得になります。主なメリットを挙げてみましょう。
・電気代を削減できる
自家発電した電力を使用すると、その分は電力会社から買う必要がなくなり、電気代（光熱費）を削減できます。夜間の電気代が安くなる電気料金プランとも相性がよく、日中は自家発電・夜間は低価格の電力を購入というように使い分ければ、電気代の大幅な削減が可能です。
また、電力会社からの電気の購入が減ると、電力量料金だけでなく「再エネ賦課金」も削減できます。再エネ賦課金とは、再生可能エネルギーの普及に使われる費用で、電気使用量に応じて全世帯に課金されます。再エネ賦課金は年々増額され、2022年度は3.45円/kWh（一般的な家庭で年間1万円近く）にまで増えており、負担は小さくありません。太陽光発電をすれば、この負担を減らせるのです。
・余剰電力を売電できる
太陽光発電で作った電力は、自分で使うだけでなく売電することもできます。経済産業省のデータによると、住宅用の太陽光発電で生み出された電力のうち、自家消費されているのは3割程度に過ぎず、売電が約7割です。つまり、太陽光発電による経済的なメリットの多くは、売電によるものだといえるでしょう。太陽光発電を導入するなら、売電もセットで考えておくのがおすすめです。
・電気代高騰の影響を受けない
ここ最近は、資源価格の上昇などによって電気代も高騰し続けています。しかし、太陽光発電によって自分で作った電力は、電力会社から購入しているわけではないため、電気代の変化の影響を受けません。太陽光発電システムを導入すれば、今後さらに電気代が高騰したとしても、負担の増加を最小限に抑えられるでしょう。
■太陽光発電のデメリット
太陽光発電には非常に多くのメリットがありますが、いくつかデメリット・注意点もあります。「太陽光発電システムを導入して後悔した」という方もいますが、大抵はデメリットをよく理解していなかったことが原因です。失敗を防ぐためにも、デメリットを確認しておきましょう。
・設置費用が高額
太陽光発電システムの設置費用は年々安くなってきていますが、それでも80万円～140万円程度かかります。もちろんこれは目安で、設置場所の環境や面積、メーカー、製品などによって異なります。設置費用の調達方法や支払い方法は、十分に検討するのが望ましいでしょう。
ただ、電気代の削減や売電収入といった経済的メリットによって、設置費用は概ね10年程度で回収できます。加えて、行政も再生可能エネルギーの普及を推進しており、自治体の補助金制度を利用してお得に設置できる可能性があります。設置前に情報を集めたり、補助金に詳しい施工業者に相談したりするのがおすすめです。
・設置できない場合もある
太陽光パネルは1枚15kg程度と重く、一般的な住宅ではそのパネルを20枚～30枚ほど設置します。つまり、全体で300kg～400kg程度の負荷がかかるのです。加えて、設置のためにはある程度のスペースが必要なので、建物の構造や広さによっては設置できないこともあります。事前の十分なチェックが大切です。
・夜間は発電できず、発電量が天候に左右される
太陽光発電をするためには、当然ながら太陽が出ている必要があります。そのため、夜間は発電できず、曇りや雨の日は発電量が低下する点に注意しなければなりません。また、冬は日照時間が短くなるので、やはり発電量が少なくなります。地元の気候を事前によく調べ、年間でどのくらいの発電が可能なのかを確認しましょう。
このように、太陽光発電システムを設置する時は、いろいろな点に目を向ける必要があります。適切な製品・設置場所の選択や補助金の活用、地元の気候の理解といったポイントを踏まえると、その地域に根ざして活動している経験豊富な業者に依頼するのがおすすめです。まずは気軽に相談してみましょう。
平沼電設では茨城県鉾田市を拠点に、関東圏内で電気工事を手掛けています。太陽光発電システムの設置はもちろん、工場やビルの引き込み工事から配線工事、キュービクルの設置、各種点検・メンテナンスまで何でも対応可能です。
長年の実績と安全第一の施工管理で、質の高いメンテナンス、場合によっては修繕をお約束します。電気設備に関して少しでも困ったことがあれば、お気軽にご相談ください。(https://hiranuma-densetsu.com/)
