工場の電気工事はどんなことをする?内容と難しさの理由

皆さん、こんにちは。茨城県鉾田市を拠点に電気工事を手掛けております平沼電設です。


弊社では、工場の電気工事を中心に受注しています。工場を新しく作る時、あるいは定期的なメンテナンスを行う時は、電気工事が欠かせません。とはいえ、工場の電気工事がどんなものなのか、具体的にご存じない方も多いのではないでしょうか。今回は、工場の電気工事の内容や、その難しさについてご紹介します。


■工場で行う電気工事とは



工場で行う電気工事には、実にいろいろな種類があります。生産に必要な設備の設置・点検・修理などを想像される方が多いかもしれませんが、実際はそれらに限らず、工場内のあらゆる電気設備が対象です。


たとえば、工場では設備を稼働させるのに多くの電気を使用するため、高圧で受電した上で100Vや200Vに変圧・分配するキュービクルが必要になります。加えて、工場にはモーターや溶接機、給排水用のポンプに昇降機といった特殊な設備が多く、それらを使用するための専用のコンセントやブレーカーを設置しなければなりません。


また、機械を安定稼働させ快適な作業環境を維持するための空調設備や、きれいな空気を保つための換気設備、工場全体を明るく照らすための照明設備なども必要です。こういった設備自体は一般の家庭にもあるものですが、工場ではより大型で強力な設備でなければなりません。当然、施工する際には専門的な知識が求められます。


そしてもちろん、電話回線にLANシステム、防災設備や防犯設備なども、工場の運営には必要不可欠です。こういった設備がそろって初めて、工場は安全かつ快適に運営することができます。電気工事はまさに、工場に命を吹き込む工事といっていいでしょう。


一方で、工場では高電圧の電気を使用するため、万が一漏電などした場合は大事故につながるおそれがあります。事故まではいかなくても、電気設備に不具合が生じれば、作業に悪影響をもたらすでしょう。そのため、工場の電気工事を依頼する時は、十分な経験と技術力を持った業者を選ぶことが重要です。



■時間が限られている! 工場の電気工事の難しさ



工場の電気工事は、一般的な住宅やオフィスに比べて、難易度が高いという特徴があります。どのようなところに、工場特有の難しさがあるのでしょうか。


理由の1つは、前述したように高電圧の電気を使用しているため、工事の危険性が高いことです。感電や漏電などの事故を引き起こさないためにも、工事は安全を最優先にして行う必要があります。もちろん、急に動き出した機械に巻き込まれるような事態も、絶対に避けなければなりません。


そしてもう1つは、工事をできるタイミングが非常に限られていることです。工場は毎日製品を製造していますが、工事をする時は生産ラインを止めなければならないことが少なくありません。つまり、工事が長引くと生産に差し支えるので、極力影響を与えないように工事を進めなければならないのです。


そのためには、どのような順番で進めればなるべく機械を止めずに済むのかを考え、最大限の効率で工事を行う必要があります。工場が稼動していない深夜や祝日などに集中して工事を行い、一定の時間内に終わらせなければならないケースも珍しくありません。可能であれば、機械の電源を落とさずに工事を進めるのがベストです。


もちろん、どれだけ早く工事を終えても、不具合が発生すればかえって損害を出してしまいます。限られた時間内で正確な作業をしなければならないことが、工場の電気工事の難しさであり、より優れた技術力が求められる理由なのです。



■工場での電気工事なら平沼電設にお任せ



ここまでご紹介したように、工場の電気工場はとても重要かつ難易度が高いものです。工場の新設や不具合の修理、定期的なメンテナンスなど、どのような状況でも施工業者は慎重に選ぶ必要があります。優秀な専門業者に電気工事を依頼すれば、より安全で作業しやすい工場を作ってくれるでしょう。


平沼電設では茨城県鉾田市を拠点に、食品工場をはじめ、各種工場の電気工事を出かけております。多くの施工実績があり、ここまで培ったノウハウと安全第一の徹底で施工品質を高めます

メンテナンスのご依頼も受注しておりますので、小さなことでもぜひお気軽にご相談ください。