使いやすいレイアウトを実現!オフィスの配線工事を成功させるポイント  

皆さんこんにちは。茨城県鉾田市を拠点に茨城近郊他、千葉・栃木にて電気工事を請け負っている株式会社平沼電設です。


最近は働き方改革が進み、仕事のスタイルも多様性を持つようになりました。新たにオフィスを借りる場合はもちろん、現在のオフィスでもいろいろな点に目を向け、見直しを図らなければなりません。その際、ぜひ注目していただきたいのが「配線」です。ここでは、オフィスにおける配線の重要性を詳しく解説します。




■オフィスの配線工事はレイアウトを踏まえて行うべき



オフィス内の配線は、レイアウトと密接に関係しています。よく考えずに配線を設置してしまうと、デスクからコンセントが遠くなったり、各種ケーブルと動線が交差して邪魔になったりと、トラブルが生じる可能性が高まります。効率よく業務ができる環境を整えるためにも、配線工事はレイアウトを踏まえて行わなければならないのです。


また、安く済ませたいからといって自分たちで配線工事を行うのはおすすめしません。そもそも、分電盤をはじめとする専門的な設備は、「電気工事士」の資格を持つ人しか扱うことができないのです。安易に手を出してしまうと、電力が供給されなかったりショートしたりと、大きなトラブルを招きかねません。


そのため、配線工事は資格を持った専門業者に依頼すべきなのです。その際は、予定するレイアウトの共有も忘れないようにしましょう。




■オフィスの配線工事の種類と注意すべきこと



一口に配線工事といっても、実際にはさまざまな種類があります。工事を依頼する時は、自分たちがどのような工事を必要としているのかを把握し、注意点も理解しておかなければなりません。そこで、主な配線工事の種類と注意点を確認しておきましょう。



・オフィスで行われる配線工事とは?

オフィスでよく行われるのは、照明器具用配線の工事や各機器のスイッチにつながるスイッチプレート配線、そしてコンセントと分電盤をつなぐコンセント配線などです。新築物件の場合は、上記に加えて電気室の避雷設備、高圧変電設備の設置工事や、それらを遠隔で管理・計測・操作するための計装配線工事なども行う必要があります。



・オフィスの配線工事で気を付けるべきポイント

前述したように、レイアウトをしっかり固めた上で配線を行わないと、ケーブルが無駄に伸びたりコンセントが不足したりして、業務に支障をきたしてしまいます。特にオフィスは、照明や電化製品も数多く使用するため、コンセントの位置や数は十分な計算が必要です。最近は床をかさ上げしてケーブル類を通す「OAフロア」も人気で、採用すればよりすっきりとした空間を演出できます。


また、電気配線だけでなく、LANケーブルの配線工事でも注意が必要です。電気配線とLANケーブルを並べて設置すると、お互いの電気の流れを阻害してしまうおそれがあるため、なるべく離して設置しなければなりません。LANケーブルは他の電波から干渉を受けやすいことや、ルーター周辺は配線が複雑になりがちなことに留意しておきましょう。




■電気設備業者選びのポイント



電気配線の工事を行っている会社は数多く存在します。工事を成功させるためには、高い技術力を持ち丁寧な対応が期待できる業者を選ばなければなりません。優良業者を選ぶためには、どのようなポイントに注目すればいいのでしょうか?


まず重要なのは、現場の事前調査を行ってくれるかどうかです。基本的なことですが、見積もりを作るにしても、現場を知らなければ正確な数字を出すことはできません。どれくらいの人数・どれくらいの工期が必要なのか。そしてどんな配線が最適なのか。これらをお客様目線で考えてくれるか否かが、優良業者の1つの基準となります。


また、正式な契約は見積もり金額を確認した上で結ぶようにしましょう。これは契約だけ先に済ませてしまい、後から事前調査費として出張費やその他費用を請求してくる業者がいるためです。


このようなやり方をする業者に、安心して作業を任せることはできません。明朗会計で、契約後に追加費用が発生しないことを、必ず事前に確認するようにしてください。さらにいえば、まだ契約前だからとないがしろにせず、小さなことでも親身に相談に乗ってくれる業者を選ぶのが望ましいでしょう。



平沼電設では茨城県鉾田市を拠点に、関東圏内における工場やオフィスビルの電気設備のメンテナンスを請け負っております。長年の実績と安全第一の施工管理で質の高いメンテナンスをお約束し、状況によっては設備の修繕も行います。電気設備に関して少しでも気になる点や困ったことがあれば、お気軽にご相談ください。